生物進化の過程でおよそ450万年前に人類の“基”が発生したと考えられています。
平均寿命30歳(江戸時代までそうでした)、婚姻年齢18歳とすると自分の祖先は何代つながっていることになるでしょうか。
紀元前の人口増加は極々ゆっくりで、紀元0年の推計人口は2.5億人でした。
そして、1600年ころまではゆるやかな増加が続き、1650年に約5.5億人になりました。ところが、産業革命を境にして爆発的人口増加が起こり、最近15~20年間は、毎年8000万人ずつ増加して、2006年には65億人、2011年には70億人になりました。
小さい地球が乗せていることができる人口をすでにオーバーしたかもしれません。
まったく別な角度から一人の人間が“その人として存在する確率”を独自の方法で考えてみました。
この父親とこの母親から自分という人間が生まれる確率は「100~150兆分の1」です。(計算方法をお知りになりたい方は個別にお問い合わせください)
不幸にして生まれてすぐ亡くなる人も100歳を超えるまで生きる人も同じ天文学的な確率で生まれてきた極めて希少価値の高い存在なのです。自分がこれだけ貴重な存在であることを見直してみて下さい。そして同時にどのような境遇の人も、偉い人、弱い人や悪いことをする人も、一個の人格としては同等であることを考えてください。
ところで、このように貴重な存在ながら、地球が有している食料生産能力を超えるほど増えてしまった今後、地球はどのように養っていくのでしょうか。
持てる人も持たざる人も、すべての人が真剣に考えなければならないときが来ました。
まず、あなたの深慮に期待します。
施設長 東 卓司
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